「まぁまぁ、次、どこ行く?」

ハルキが遥をなだめて訪ねた。


途端に遥の顔は、かあっと赤くなる

「えっとね…コーヒーカップ乗りたい」


「コーヒーカップね、えーっと…」

ハルキは近くにあった遊園地の全体図を見てコーヒーカップの位置を探す。



「美卯」

遥がハルキに聞こえないように小声で喋りかけてきた。