後ろでも、前でも…


ハルキと遥が隣に並んで、はしゃぐ姿を…声を…


見たくないし、聞きたくなかった。



「やっぱ来なければよかったかな…?」


ゆっくりレールを上っていく、遥とハルキを乗せたジェットコースターを見つめながら


私は少し遅い後悔をしていた。