「ほらっ行くよ!!

照れあってる場合じゃないんだから。」


「「み、美卯!?」」


だから……声、ハモらせないでよ…


私は遥の手を取り、遊園地に向かって歩き出した。



もちろん、後ろからちゃんとハルキもついてくる。


私は、私の重い足取りを感じさせないようにスタスタと歩いた。