そっとハルキを横目で盗み見ると、目があった。


「ん?何?」


「……何でもない。」

私が冷たく答えると同時に


「ごめん!!お待たせ!!」

遥が走りながらこちらに向かって走ってきた。


「遥、遅いよ〜!!」


「ごめんね。バスが遅れてて…

あ…ハルキ君もごめんね?」


「いや、大丈夫だよ」

あーあ…二人とも顔赤くさせちゃって………