送信ボタンを押すと、先ほどのように、すぐに返信が届いた。


『冗談かよ!!マジでびびったわ!!』


『ばーか!!騙されるとかダサいよ。』


『ダサくない!!』


『ダサい。

じゃあまた明日ね。』


携帯を閉じて部屋の窓を開けた。


頭がすっきりする。


「なにやってんだろう……

鍵、外れすぎでしょ。」


私の気持ちは、箱の中で大きくなってて…

自分でも制御できないほどになっていた。


「早く…付き合ってよ……」


ポツリと呟いて、窓を閉めた。