すぐに返信がきた。

『ふざけんなよ(笑)

それはお前の好みだろ?
それくらい知ってる。』


!!


知っててくれた……!!

嬉しくて目頭が熱くなる。


『よくわかったね。

遥が好きなのは観覧車とか大人しいものだよ。』


『やっぱり嘘だったか。

山本さんと美卯の好みって正反対なんだな。』

携帯の画面を通して、ハルキが笑っている姿が目に浮かぶ。