「購買の幻のシュークリームを買ってくれるならいいよ。」


「いいの!?美卯ありがとう〜!!」

遥は私に抱きついて、感謝の気持ちを表した。


「わかったから。ほら、チケット頂戴。

せっかくハルキがベランダにいるんだから、私誘ってくるよ。」


「うん!!お願いします!!」

遥はニコニコしながらチケットを渡した。

私はそれを受け取り、ベランダに向かう。