私はもう…ハルキを好きじゃない。


ハルキは友達…


ゆっくりとメールを打つ


『ハルキとは友達だからね!!』



ごめん遥…

こんなこと書いてるけど、


今日だけ泣かせて…


私は携帯を閉じて、ゆっくり目をつむる。


浮かぶのは、大好きなあの人の顔…


「ハルキ…ハルキ…ハルキ…」


《……さよなら…》

心の中で別れを告げた。

自分の気持ちと、ハルキに…


私は明日から、嘘つきになる。