「ダメだ……」


この時私は……

決めたんだ。



「遥にあんな顔させるわけにはいかない。


……ハルキは…諦める…」



辛い道を歩むことを―。


心の中で、ハルキへの気持ちを封印した。

何個も何個も鍵をかけて…


絶対に溢れないように。