hair salon 『K』

「でも…」


「でもじゃない!!ほら行く!!」


「ううっ……」

私はゆっくり部室に向かった。



「失礼しまーす……」

部室を開けると丁度ミーティングが始まるところだった。


「緑山、遅いぞ。どこでもいいから座れ」


「はい」

私は柳川先輩と一番遠い席に座る。


柳川先輩の隣には、石川さんがニコニコしながら座っていて…



なんかムカッとした。


《……なに嫉妬してんだろう。》


配られたプリントに目を通しながら、コーチの話を聞くけれど、内容はまったく入ってこなかった。