「おはようございます」 お店の扉を開けて、中に入る。 既に黒田さんが居た。 「黒田さん早いですね」 「ちょっとやらなきゃいけないことがあるからな。」 私は頷きながらお店の奥に行き、着替えた。 更衣室から出て、準備をしているとメンバーがパラパラ来はじめた。 その中には、涼太もいる。 「茜!!」 「あ、涼太おはよう。どうかした?」 「お前…黒田さんと何かあったか?」 「何もないよ?」 私がそう答えると涼太は胸を撫で下ろした。