hair salon 『K』

「内緒。なぁ〜?茜」


「はい!!

内緒だよ〜!!」


「チッ…」


涼太は小さく舌打ちをした。

「あ、今舌打ちしたな?」

すかさず黒田さんが反応する。


「…してません」


「いいや、したね。」


「…してません。」


「嘘つくな。

罰として外掃いてこい!!」

涼太はしぶしぶほうきをもって外に出た。



「じゃあ茜

明日長月駅に十時な?」


「わかりました!!」


「俺、事務所で仕事してくる。」


「はい!!」

こうして、黒田さんはお店の奥へと消えていった。