「ぎゃー!あんた誰…?!」


おもわず叫ぶと
背を向けていた男は
こっちを見た。
見るからに不機嫌なご様子。

「…うるせぇな、おまえ
覚えてないわけ?きのうのコト」



……え


きのう


何があったの……?


まさか

あたし、


きのう


この男と……!?