「り…亮太先輩、 帰っちゃうんですか?」 おそるおそる 聞いてみる。 「…別に良いけど? 今日くらいは」 ‘今日くらいは’ 嬉しかった。 帰っちゃうかと 思った… 私とあやみと 亮太先輩と高城先輩。 4人で過ごした 楽しい時間。 ぶっきら棒に 言うくせに、 なんでだろう、 言葉一つ一つが 優しく感じる。 それは、私だけかな? _