｢美与！｣


｢結維、すごいキレイだよ！｣




あの日の後功一さんから話を聞いて、同窓会の話も全くのデタラメで全て功一さんが仕組んだものだったとわかった。



｢あの時はビックリしたけど、久しぶりに美与に合えたからよかった！｣


｢ごめんね。あんたの彼氏さんが、どうしてもってさ(笑)｣


｢あの時は悪かったね。迷惑をかけて。｣



他の医者と話していた功一が戻ってきた。



｢いいえ。全然。…結維を幸せにしてあげて下さいね！｣


｢あぁもちろん。｣



そう言って結維の肩を抱く。だが結維の様子がおかしい。



｢結維？どうした？｣


｢わかんない。うっ……｣



手を口に持っていき吐き気を止めようとする。



すると美与が



｢もしかして、子どもが？｣

｢｢えっ？！｣｣










おまけfin