「お礼は、こっちがいいな…」



そういうとあたしは唇を塞がれてしまった。




そして抱き上げられ何も考えられない世界へ連れていかれた。











だけど、どうやってストーカーを追い払ったのかがどうしても気になって、翌日聞いたんだけど………




《もうストーカーのことは気にしないで。終わったんだしさ。》




でも、と粘ったんだけど…




《これからは僕のことだけを気に掛けてほしいな。》



ってあたしの大好きな低い声を耳元で囁かれたから





もう何も言えなくなっちゃった…


はぁ〜………功一さんにはいつまでだっても



適わないなぁ。







おまけfin