10分くらいで公園についた

助手席に座っていた
10分はすごく早く感じた


「外出てみ?」


言われるまま外に出て
空を見上げる


「うわぁ」


星1個1個が大きくて
すごく綺麗だった


「きれいだろ?」

「すごいきれいっ
うちと全然違う!」


うちから車で30分もかからないくらいの
距離なのに見える星は全然違った


「あっ、蚊にさされた!」


かゆいーと言って腕をかく慶太さんは
運転してるときと違って子供ぽくて
かわいかった


「ここ蚊多い!
車乗ろうっ」

「はーい」


車に乗り窓を閉めてクーラーをつける


「まだあの2人ヤってるかなー?」


困った顔をしてきいてくる


「んー、どうだろうね」


酔ってるし付き合いたてだし
何回もヤってるかもしれない


と考えてると

慶太さんが覆い被さってきて
椅子を倒した