この風景を、景色を
美夜が死ぬまで、俺が死ぬまで
見届けたい。

そう思った。

子供ができても
おばあちゃんになっても
おじいちゃんになっても

ちょっとした喧嘩をしても

ずっと、ずっと。


でもそのためにはやっぱり

俺の心に引っ掛かっているものを
早く捨ててこなくてはならないんだ。