LOVEらいふ

「あ…スタイル良くないのにビキニなんて着てバカみたいだよね」

「だから、そうじゃねぇって!」



そう言った光輝は、あたしを抱きしめた。




「可愛いから」


あたしを抱きしめたまま、光輝が耳元で囁いた。


「なっ…///」


もちろん、あたしの顔は真っ赤に。


「水着、似合ってるし」



「えっ?ほ、ほんと?」



「あぁ。
さっきから男がみんな亜矢のこと見てるし。
ちょっとムカついて、亜矢にキツイ言い方しちまった」


「え…そうなの?」


「ほんとは、他の男になんか見せたくねぇ。

…つーか、こんなハズいこと言わせんなっ」



あたしを離した光輝は、照れたように頭をポリポリとかいた。


かわいい……なんて思ったのは内緒だけどね。