LOVEらいふ

「でも、亜矢おこづかい少ないって言ってたじゃん?
1万円のものなんて買って大丈夫なの?」


あたしのおこづかい、月3000円。

お母さん、ケチすぎる。

中3の時からおこづかいが変わってない。

友達はみんな5000円以上もらってるのに。


もう本当におこづかい少なすぎる。




「まぁ、そうなんだけど。
これはね、光輝が買ってくれたんだ♪」




「まじ!?光輝、太っ腹〜〜!!」


「うるせぇ」


「亜矢、いいなー!!
わたしなんて、自分で買ったのにー!」


早紀は嫌味っぽく翔に言った。



「だってさ、俺光輝みたいに金持ちじゃねーもん」



「もー!女心が全然わかってない!」


「俺女じゃねーし…」


「もういい!」

あら…これって喧嘩?