LOVEらいふ

『じゃあなんだ…?時計ばっかり見て…ノートもきちんととってないしなぁ?』



先生はあたしの開いたまま、何も書かれていないノートをチラっと見て言った。


もうだめだ…。

あたしは涙目になりながらも、“ごめんなさい…"と謝った。




『ま、まぁ…今回だけは許してやる。

だが、ちゃんと問題やってもらうからな。

前に出て書け』




「え…は、はい」



そう言って黒板の前まで来たのはいいけど…………



話を全く聞いていなかったあたしに、問題なんか解けるわけない。



なに?この変な記号…。