「はぁ。わかったよ」
それからあたしたちは椅子に座ってセリフの練習をひたすらやっていた。
そこに、
「こーんにちわー♪
見てみて、衣装こんなかんじでいいっ!?」
そう言って入ってきたのは、おかしいぐらいテンションが高い早紀だ。
あたしと光輝は、早紀が持ってきた1枚の紙を覗き込んだ。
そこには、本とかでよく見る白雪姫のドレスをちょっとアレンジしたバージョンのが書いてあった。
「か、か、かわい〜〜〜い!」
「でしょでしょ♪
これ、山田さんが考えてくれたんだよ!」
山田さんは、絵が上手くて、お母さんがファッションデザイナーなんだ。
「さすが、山田さんだねぇ♪
これ、あたしが着るんだよねっ!
超たのしみ〜ぃ」
「亜矢、超似合いそうー」
女子ふたりでキャッキャッと盛り上がっていると、完全に忘れられていた光輝が喋った。
「なぁ、おれの衣装ってこれ?」
光輝が指さしたのは、白雪姫の衣装が書いてある横に書いてある、王子様の衣装。
白雪姫の衣装ばっかで、王子様の衣装全然見てなかった。
「めちゃめちゃ光輝に似合いそう!」
うん。絶対似合う!!
まぁ、光輝ならなんでも似合うんだろうけど。
あぁ〜。
光輝の王子様姿を想像するだけでニヤけてしまう。
「おい、なに想像してんだよ」
「だってー、カッコイイもん」
「あー、あたしこれ見せに来ただけだからっ!
イチャつくのもいいけど、ちゃんと練習しといてねーぇ!」
そう言って早紀は去っていった。
それからあたしたちは椅子に座ってセリフの練習をひたすらやっていた。
そこに、
「こーんにちわー♪
見てみて、衣装こんなかんじでいいっ!?」
そう言って入ってきたのは、おかしいぐらいテンションが高い早紀だ。
あたしと光輝は、早紀が持ってきた1枚の紙を覗き込んだ。
そこには、本とかでよく見る白雪姫のドレスをちょっとアレンジしたバージョンのが書いてあった。
「か、か、かわい〜〜〜い!」
「でしょでしょ♪
これ、山田さんが考えてくれたんだよ!」
山田さんは、絵が上手くて、お母さんがファッションデザイナーなんだ。
「さすが、山田さんだねぇ♪
これ、あたしが着るんだよねっ!
超たのしみ〜ぃ」
「亜矢、超似合いそうー」
女子ふたりでキャッキャッと盛り上がっていると、完全に忘れられていた光輝が喋った。
「なぁ、おれの衣装ってこれ?」
光輝が指さしたのは、白雪姫の衣装が書いてある横に書いてある、王子様の衣装。
白雪姫の衣装ばっかで、王子様の衣装全然見てなかった。
「めちゃめちゃ光輝に似合いそう!」
うん。絶対似合う!!
まぁ、光輝ならなんでも似合うんだろうけど。
あぁ〜。
光輝の王子様姿を想像するだけでニヤけてしまう。
「おい、なに想像してんだよ」
「だってー、カッコイイもん」
「あー、あたしこれ見せに来ただけだからっ!
イチャつくのもいいけど、ちゃんと練習しといてねーぇ!」
そう言って早紀は去っていった。


