「照れてな「着いたぞ」


「へ?」



「だから、着いたぞ、学校」



「え?…あ、ほんとだ」





いつの間にか学校に着いてたみたいだ。




って、ちがうちがう!!



「照れてないんだからねぇ!」




光輝は、はぁ。とため息をついて、



「はいはい、そーだな。
そうゆう事にしといてやるよ」



そう言って、笑った。



なんかムカつくけど、光輝の笑顔見たら、そんなんどうでもよくなった。






…………あたしって、ほんと単純だなぁ。

光輝の笑顔でなにもかも無かった事になっちゃうんだから。

どんだけ光輝のこと好きなのよ。




…………………みたいな。

自分で言っといて恥ずかしい。…あはは。