功一side



昨日は無性に結維がほしくなった。



熱が引いたばかりだし、結維に
うつしたらどうすんだよ。



って自分に言い聞かせたんだけど効かなかった。



最近はずっとしてなくて
3週間ぶりくらいかな・・・?



そのせいか、結維を愛したい衝動を押さえることが出来なかった。



「ごめんな。結維。」



隣で気持ち良さそうに眠っている結維の頭を撫でる。



でもあとちょっとで一緒に暮らせる。結維が僕の妻になる。



幸せだなぁ・・・・



最近つくづく思うよ。




なぁ、結維は幸せ?




「・・・・・くしゅん!!」


「え・・・・・・・・」




僕の心の問いに答えたのは

結維の中に入り込んだ風邪でした。











「結維。ごめんな。今度は僕がちゃんと治してあげるから!」


「別にそんなに心配しなくても大丈夫だよ。」