「わかったよ。寝るだけね!」



そう言って、功一さんの隣に座ると



功一さんがニヤリと笑ってあたしをベッドに押し倒した。



「寝るだけって・・・他に何かすることってあったっけ?」



へっ??!



いきなり押し倒されてこんなこと言われたらまた真っ赤になっちゃうよ。




「いや、べべ、別に何も!!」



かみかみで恥ずかしいしで目をギュッとつぶると



功一さんがあたしの唇にそっとキスをした。



目を開けるといつもの微笑みを向ける功一さんがいた。



「功一さん?」


「ごめん。ちょっとからかっただけ!」



と、フフッと笑って言った。


「でも・・・したいな。」


「え!!!!??」



普段そんなこと言わないからちょっとビックリ!



だっていつもは突然キスされて
何か、知らない間にそれが発展
していってるんだもん。




「結維を愛したい。」



きゅ〜〜〜〜ん!



2回目きゅん出た。




もうそんな言い方されたら断れないよ!



だけど・・・・・・・



「せっかく熱引いたのに。」



こんなことしたら間違いなくぶり返すよ。




「そしたら、また結維が治して。」


「でも・・・・・んっ!」



どうしようと考えているとキスの嵐が始まった・・・





そのままあたしは功一さんの腕の中に落ちていった。








「結維・・・・・愛してるよ・・・」


「功一さん・・・・・あたしも」



愛してる。そう言いたかったけど言えないほどの快楽によってもう言葉が出なかった。




功一さん・・・・あたしもあなたを





愛してます───────