昨日は普通に功一さんと一緒に寝たおかげか、安心してぐっすり眠れて目覚めも良かった。



それで功一さんと一緒にうちに戻ったら




「結維〜〜〜〜!!!!」


「な、どうしたの?!」



有兄が飛び付いてきた。



「真実が許してくんねんだよ。」



まだ仲直り出来てなかったんだ。



「っていうか、今回は何をしたの?」


「あ?」


「だから、ケンカの理由!」

「あぁ。この間、」


────────────

────────
────・・・・


「あれぇ?どこに行ったんだろう?」


「どうした?」



真実がベッドの下や机の下を見て何かを探しているようだった。



「ほら、この間、有理がくれた指輪あったじゃない。」


「あぁ。」


「それがどっかいっちゃったのよ〜。」


"もうどうしよう"と必死になって探している真実に俺は


「別にあんなもの・・・今度他のやつ買ってやるよ。」