いつも真実姉を怒らせて、でもその理由がいつもわからないって言って、謝るのに時間がかかる。



例えば、２ヶ月前にケンカをした時なんて


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｢あ、おかえり。真実姉。｣


｢ただいま、結維･････｣


｢あれ？有兄は？｣



せっかくのデートなのにまだ夜の７時。



普段なら９時くらいに帰ってくるのに。



｢あ"い"つ？あ"い"つはねぇ････｣




ダンッ！！！！




どす黒いオーラを放ちながら、テーブルを思い切り殴った。



｢あは･･･は。ケ、ケンカでもしたの？｣


｢そう！！！本当に信じられないわよっ！！あいつ、あたしと買い物してる時にたまたま会った男友達と飲みに行ったのよ！？｣



あちゃ〜･･･またやったか････



｢もう、あんな奴知らないわ！鍵しめてやる。｣



そう言うと、玄関へ行って本当に鍵を締めてしまった。



｢結維、開けるんじゃないよ。｣



ギロッとこっちを向くとすぐに自室に籠もってしまった。



｢はぁ〜･････知ーらないっと。｣




そしてあたしもすぐに自分の部屋に戻って寝た。