走り去る車の後ろを見送りながら、私は胸がドキドキしているのに気がついた。
(まさか…一週間前に会ったばかりの人だよ?カッコイイからドキドキしてるだけだよ!)
私はそう思い直し店の中に入っていった。
†――――…
それから3日に一回の割合で神田さんはお店に来るようになった。
そのおかげか私達の距離は最初のころに比べると格段に近づいた。
普通に冗談を言い合いながら楽しくおしゃべりをしたり、この間はアド交換もした。
色んな神田さんを知っていくうちに私は知らないうちに彼に惹かれていた。
そんな時、私が一人で店番をしていると
「すいません、予約をしていた佐伯ですけど。」
「はい、少々お待ちください。」
丁度お客さんがあまり来ない時間に一人の男性客が現れた。
私は急いで部屋に行き予約の紙が張ってある花束を探した。
(佐伯…佐伯……あれ、ないなぁ?)
いくら探してもそんな花束はどこにもなかった。
仕方なく謝りに戻ると
「きゃー!!!?」
さっきの男はいなくなり代わりに大量の花達が切られ床に散らばっていた。
(まさか…一週間前に会ったばかりの人だよ?カッコイイからドキドキしてるだけだよ!)
私はそう思い直し店の中に入っていった。
†――――…
それから3日に一回の割合で神田さんはお店に来るようになった。
そのおかげか私達の距離は最初のころに比べると格段に近づいた。
普通に冗談を言い合いながら楽しくおしゃべりをしたり、この間はアド交換もした。
色んな神田さんを知っていくうちに私は知らないうちに彼に惹かれていた。
そんな時、私が一人で店番をしていると
「すいません、予約をしていた佐伯ですけど。」
「はい、少々お待ちください。」
丁度お客さんがあまり来ない時間に一人の男性客が現れた。
私は急いで部屋に行き予約の紙が張ってある花束を探した。
(佐伯…佐伯……あれ、ないなぁ?)
いくら探してもそんな花束はどこにもなかった。
仕方なく謝りに戻ると
「きゃー!!!?」
さっきの男はいなくなり代わりに大量の花達が切られ床に散らばっていた。