先生が教室に入ってきたので 雅との会話はそこで途切れた。 あたしは頭の端の方で少しだけ高杉先輩、どうしたんだろう…。 って思った。 その後授業は滞りなく進み、あっという間に放課後になった。 いつもなら高杉先輩が来る時間。 今日は当たり前のように高杉先輩はいない。 そんなとき、携帯が鳴った。