受付で用事を済ませた後、二人で個室に入った。 カラオケにはよく愛子と雅とかと来ていたため、あたしは別に歌うつもりはなかった。 「高杉先輩何歌うんですか?」 おもむろに聞いてみた。 「ん〜、俺は何でも歌えちゃうからな〜」 「…何か……イラッときますよね…」 何でこんな人が爽やかで学校一モテるんだろう…。