「高杉先輩にメアド教えたでしょ!」


問い詰めると途端に、ヤバい!という顔になった。


そしてあたしの前に手を出して必死に


「いや、その、それは、…深い理由が…」


なんてしどろもどろになりながら言っている。


「ま、燈嘩ちゃん?一旦席に着こう?」


「そんなに怖い顔しちゃ美人が台無しよ」


なんて言ってくれる。