「燈嘩ちゃん!! 本当にごめんっ!!!」 そう言って思いっきり頭を下げて謝る竜くん。 「…いいよ!もう」 俺からは見えないけど、燈嘩はきっと今、笑顔だ。 だって竜くんが心底安心したような顔をしているから。 そして俺たちの前に立つ。 「…帰ろ?煌兄ぃ、煉兄ぃ」 この笑顔を見たら、俺たちまで笑顔になってしまう。 「「あぁ!!」」 俺たちは三人で俺、燈嘩、煉、並んで手を繋ぎながら帰った。