「…っ、…ここか」 走ってきたせいで息が切れる。 「行くぞ」 工場の入り口へと向かった。 「燈嘩ッ!」 入ってすぐ燈嘩を呼ぶが返事はない。 「…ん?あれ、」 煉が奥の細い通路を指差した。 そこから微かではあるが光が見えた。 「「あそこだ!!!」」 二人で急いでそこへ向かった。