「おねーさん俺頭打った!痛いッ痛すぎる!!!」
大袈裟過ぎるわ!!!!!
「ちょっと本当にうっとぉしいねんけど」
私はもう呆れてた。
こんな図太い神経してる人ひさしぶりに見たかもしれない。
けど今から思えばリキには感謝だねッ!!
「おねーさんあれやね?うっとぉしいって言葉口癖?」
この時のリキには相当腹が立ったけどね....
お尻をパンパンと叩きながら私はこう言った
「口癖だけど悪い?私さッあなたみたいな人大ッ嫌いなんでもう話しかけないでください。私急いでるのでそれぢゃ!!!」
その場を離れようとした時またまたリキに足を捕まれた。
"はぁー↓↓"
ため息をつき私は
「もうまた今度は何?」
ブーブーブー!!!
諦めの悪いリキにガツンと言ってやろうと思ったら
私の携帯がなっている。
ディスプレイには
【向日葵保育園】
"ぎゃー!!"
「ちょっ本当に急いでるからごめん!!」
捕まれた足を無理矢理引っこ抜こうと思ったけどそれでもリキは私の足を離さない。
「あのさぁあんた一体私にどうしてほしいの?」
冷静にリキに問い掛ける私!
そんな私をよそにリキは満面の笑みでこう言った
「おねーさんの携帯番号教えて下さい〃」
