「あのッ私のなにが間違ってるの?」
間違ってるといわれ少しイラッとした私。
「う・・ん。まず俺達根本的にホストクラブじゃないんだよね。ボーイズバーなんだよね。ほとんど代わらないけど俺達はお客さん一人一人に楽しく飲んで帰ってもらうのがモットーなんだよね。だからちかちゃんにも純粋に楽しみに来てほしいんだよね。だからといって多少のお金はかかっちゃうけどちかちゃんが楽しめなかったら俺が出すからさ!」
楽しめなかったら俺が出す?
「本気でそう思ってるの?」
「本気だよ?だから店に入る前に初回のお金をちかちゃんに渡しとくしもし楽しめなかったらそのままそれで払っちゃって?その代わり楽しめたら帰り俺に返してくれたらいいし!ねっそれで決まり!」
何故かもう行くことになってしまっている私。
「わかった。その代わり一人で行くのは嫌!だから友達連れていく。別にいいでしょ?」
「全然構わないよ!
本当俺楽しませるからッ!明日仕事何時まで?もしよかったら店が始まる前に飯でも食べに行こうよ。あぁ〜もちろん俺のおごりね!」
「明日はラストまでだから9時には店を出れるかな。」
「わかった!それぐらいの時間にまた連絡するね!ブッチしたりしないでね(笑)」
「これ以上電話を切らしてくれないならブッチする可能性大!」
