~~お稽古の後~~
「はあ~、やっぱこの部屋は一番おちつきますね~V」
愛姫は音楽が大好きで、この部屋で音楽聞いたり、楽器を弾いたりしていた。
「久しぶりにCDでも聞いてのんびりしましょ♪
何の曲にしましょうか★」
愛姫は何枚かのCDを棚から取り出した。
「あ~★なつかしい!」
愛姫が見つけたのは一枚のアニメソングのCD。
「小さい頃アニメにハマったら、お父様が一気に30枚くらい買ってきて下さったんだっけ。笑」
愛姫の父は愛姫が興味を持つと、すぐになんでも買ってくる人だった。
「あっ!SAMURAIのCD買ってないです!!」
急に愛姫は思いだした。
この前のコンサートでハマってしまった愛姫はCDを全部買うつもりだった。
―コンコン
「あっ!は―い」
「愛姫お嬢様、夕食の支度ができましたよ。」
先ほどの執事が呼びに来た。
「ちょうどよかった☆室井さん!私ほしいものがあるんです~!!」
この人は執事の室井達樹さん。
とっても優しい方で、いつも私の面倒を見てくれてます☆
メガネかけてて歳はまだ若いらしいです★25歳くらいかなあ?
家のお手伝いのメイドさん達が“メガネ萌え~V”って言ってました。笑
「ダメです!私が自分で買いに行きたいんです;;」
こんなに好きになった事は今までになかったから、愛姫は自分で買いに生きたかった。
「しかし、夜ですので危ないですよι」
室井は心配そうに答える。
「そこをなんとかお願いします!!室井さん!!」
愛姫はすがってお願いした。
室井はすっごく困って考えてる様子。
「う―んι
では、私とボディーガード2人がお供しますがよろしいですか??」
室井は渋々と言った。
「はいっ!!ありがとう☆室井さん―vV」
愛姫は飛び跳ねて喜んだ。
わ―い!!夕食を食べてから買いに行くことになりました☆
