お嬢サマとアイドルの恋物語



あっという間にアンコール最後の曲になってしまった。


「ハヤトお前緊張しすぎ。笑」


ユウヤが笑いながら言う。


「吐く。笑」


ハヤトは緊張のあまり本当に吐きそうだった。


「頑張れよ―!!俺も頑張るからさ☆」


ユウヤはそう言って、色紙にKISSをしてお気にの子に向かってとりやすいように軽く投げた。





・・・すげえ


ユウヤの投げた色紙は見事にユウヤのお気にの子がとった。





その子は泣きながらピースサインをして隣にいる俺が気になってる子と話していた。





「あの2人友達だったんだな★」


ユウヤがほっとしたような表情でハヤトに話しかける。


「ユウヤ!お前すごすぎだから★」


俺はあんなにうまく色紙をなげる自信がねえ。


「冷や汗かきまくったわ―ι笑」


ホントすげ―よvV