お嬢サマとアイドルの恋物語



「俺、ハヤトの意外な一面を見た。笑」


「「俺も!笑」」


ヒロキを筆頭に3人が口々に言った。


「なんでだよ;;」


別に俺は普通だと思うけど。


「遊んではいたけど、今まで好きになったやつとかいないじゃん。」


「女の話とかしないし。」


ヒロキとレンジが言った。


たしかにι女遊びは激しかったケド、恋したことは1度もなかったもんなあι


「たしかにι初恋かもな。」


「「「おっせ―初恋。笑」」」


そう言いながら3人は嬉しそうだ。


たしかに恋なんて1度もしたことなかった。
これがそうなのか。



「で・・・?ハヤトはなんかしねえの?」


ユウヤに聞かれた。


あ・・・ユウヤは色紙なげるんだっけ。


「う―ん・・・
でも内輪持ってなかったから俺のファンじゃないかもιιι」

あの子は誰のファンでライブに来たんだろうか。


「=(イコール)内輪持ってないんだったら友達について来たってカンジだよな;;」


ユウヤが言った。


「「「たしかに!!!」」」


ハヤトを含め他の2人もハモる。


「次のライブ来ない可能性もある・・・?」


またユウヤが言った。


やだああああああιιι


「もう会えないとかιιι」


レンジも言った。


「それは絶対ヤダ!!!」


ハヤトは楽屋の外まで聞こえるような大声で叫んだ。