そう言うと、友也は微笑んで、唇にキスをした。 「と、友也!?」 慌てる私に、悪戯ぽく笑うと、もう一度キスをしてきた。 「大丈夫。周りは田んぼしかないし、子供たちは見てないから」 少し先を、楽しそうに歌を歌う子供たちの声が聞こえる。 「だからって、こんなところで…」 恥ずかしくて、顔が熱くなっちゃった。