「うん。あの夕日を見ていたら、この子の未来は、希望に溢れてる気がしてきてさ…」


そう言う友也の顔は、笑顔で溢れていた。


「うん。大賛成。夕希にしよう。この子は絶対に、幸せになれるよ」


そっと頭だけ、友也に寄り掛かる。


そんな私の肩を、友也は優しく抱いてくれていた…。