「す、すみません・・・・」



それから流れる沈黙。




でも、その沈黙をやぶったのは結城先輩だった。



「お前、青木雫の姉なんだって?」



「っえ!?」



一瞬、どうして知ってるの?って思ったけど、


この前の保健室での事を思い出した。



結城先輩、あの話聞いてたんだ。





「そうですけど」


露骨に答えると。










「・・・俺と付き合わねぇ?」