「宇宙人さんの心の中が読めるなんて宇宙人にしか出来ないからね」
うんうんと頷きながら飯田君はビシッと東野君に人差し指を指す。
「さぁ宇宙人東野!この状況を説明して!」
ビシッ
取りあえず飯田君に合わせてあたしも東野君を指指す。
百合子ちゃんは今の状況に全くついていけていなかった。
「…おい待て…。飯田、お前とにかく落ちつけ。いくら非現実的な物を目の当たりにしたからって我を失うな。それから宇宙人…お前何どさくさに紛れて俺を宇宙人に仕立あげようとしてんだコラ、慰謝料とんぞ」
東野君はゼーハーと肩で呼吸をする。
怒ってる…あまりにも理不尽な扱いに慰謝料を求めてきたよ…。


