「私はスーパーっ!!マジックマン!!地球の平和を…」
「ほう…喧嘩売ったのか…?この俺に……」
やばばばばばい!!って…。この人と遊んでる場合じゃなかった!!
「とりあえず許して!!今はそんな事してる場合じゃ…」
―シュッ
「うぐっ………!?」
誰かの悲痛な声であたしと東野君は階段を見上げた。
「慶!!」
今度は飯田君がつるに巻き付かれていた。
「ネア!!しっかりして!!」
ネアをブンブン振り回すと、ネアはベロを出したまま呻いた。
「き、気持ち悪いにゃ…」
「今はそれどころじゃないんだって!!ネア、東野君を安全な所へ!!」
「了解にゃ!!」
あたしは階段を駆け登り、つるに捕まった二人を見上げた。
二人がいるから、危ない魔法は使えない。せめて…二人だけでもあの化け物から切り離せれば…。
「リーティン・デリア・マジック・ブルーム!!」
もう一度ほうきで空を飛ぶ。でも近づけない。


