「あたし実は…魔法使…ブフッ!!」
「真鈴ちゃん!?」
―チーン…
という効果音が適しているような事件が起きた。
黒い何かが顔面衝突した。
「…っ…痛い…なんだ…これぇ〜……」
モフモフしてて温かい、そしてこの手触り…完璧な毛並み…。
ん……?毛並み?
「ネネネネアっ!?」
慌てて顔からその物体を剥がすと、やっぱりネアだった。
「なーんでこんな所に!?」
「それはどの口が聞いてるのにゃ……?」
うわぁ…ネア怒ってる。
背中に冷や汗が伝った。
「…さて…なーんの事かな?」
「…ごまかせないにゃ!今、あの人間に言うつもりだったにゃ?」
「………何を?」
「……ごまかすにゃ!魔法使いだって事にゃ!!」
うぅっ…。図星だから何も言えないよ。


