「お前………。俺を何だと思ってる。夢も血も涙も無い冷酷人間だと言いたいのか?」 親友に対して失礼な奴だな…。 「…う〜ん…。俺、そこまで言ってないし、というより何も言ってないよ。自分で自分を傷付けておいて俺のせいにしないでほしいな…」 慶は溜息をついた。 そして男の子に目線を合わせる。