「魔法使ったからでしょ!」 男の子…いや、人間界の子供達に尊敬の眼差しを送っていると、ネアが怒ったように叫んだ。 「だって〜!しかたなかったもん。人助けだもん!」 そう言って唇を尖らせる真鈴をネアは呆れたように見つめる。 「あれほど人間界では魔法は控えなさいって言われてたのにね…。知らないからね僕」 ネアは歩き出してしまう。