愛嘉が戻ってきたかと思った。


ゆっくりと足音が近づいてくる・・・。


その足音は愛嘉のものではなかった。


私の、大好きな大好きな人の足音だった。


大切な人の足音だからすぐに分かった。


なんだか、ホッとした気がする・・・。