「…お母さん?」 ちょうど目を覚ましたあいつがこっちを見た。 「…先輩!?」 たった10日程しかたってないのにあいつの顔はひどくやつれているように見えた。 あいつのお母さんは気を使って俺達を二人きりにしてくれた。