机にいって、物をとった。


大切に抱え込んで、大箸くんを待つ。


「…ちょっと話していきませんか?」


いきなり後ろにあらわれた大箸くん。


静かに、そう呟いた。


さっき一回試合に出ただけで、もう今日はでれないみたい。


「…うん」


緊張して、声が上ずる。


また大箸くんがふいた。


笑い上戸…。