階段をのぼる。 上履きをはいてないから、足音はあまりしなくて静か。 「…ぶっ」 歩いてたら、彼がいきなり笑い出した。 少し前を歩いていたあたしは、後ろを向く。 「…なんか、先輩っぽい。その靴下」 見てるのは、あたしの足元。 ブタとクマが描いた靴下。 笑いっぱなしの大箸くん。